神奈川NIEミーティング

NIEミーティング議事録 2015年10月16日(金)

場所 神奈川新聞社
参加者数 14名
司会 村山 正子(相模原市立鵜野森中学校)
記録 井上 弘毅(横浜国立大学大学院院生)
内容
1.参加者による「本日の新聞」紹介
2.本日の報告
報告者:野村賢司(横浜市立高田東小学校)
報告 :NIE実践報告

テーマ
単元名 第4学年 「調べたことを整理して書こう」

教材名 「新聞を作ろう」

単元目標 新聞の特徴と作り方を知り、記事にすることを決めて、伝えたいことが明確になるように文章を書くことが出来る。

【内容】

学習計画
1 「読む人にわかりやすい学級新聞を作ろう」という学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2 どんな新聞をつくるか話し合う。
3 教材文を読んで、新聞の特徴や作り方の手順を学ぶ。
4 取材の方法について考える。
5 取材をする。
6 読み手に伝わるように、書き方を工夫して下書きをする。
7 割り付けを考える。
8 記事を読み返し、必要に応じて修正する。
9 写真や図を選ぶときの注意を確認し、新聞を仕上げる。
10 完成させた新聞を読み合い、感想を伝え合う。
11 学習を振り返る。

 成果と課題について、実践者より報告

【質疑応答・感想】

Q.インタビューは校外でも行ったのか?
A.今回の学習では校内のみで行った。
Q.児童がつくった新聞はクラス内で発表したのか?
A.完成した新聞は、学年で発表して読みあった。
Q.今後はどのような取り組みを考えているか?
A.新聞コーナーをつくるなど、子どもたちが新聞により親しめられるようにしたいと考え ている。
感想
1回の実践ですべてを判断することはできないので、何度も挑戦させてステップアップを試みてもよいのではないか。
感想
難しい内容の記事の理解や編集だけでなく、子どもの日常生活や体験が表現できるような新聞作りを目指してもよいのではないか。
感想
教科の枠組みをゆるめて、五感を使った新聞の授業を考えてみるのもよいのではないか。
感想
「新聞らしい新聞」にこだわらず、遊びの要素を持たせるような実践も考えられないだろうか。