新聞を学校教材として活用するNIE(教育に新聞を)運動を推進する「神奈川県NIE推進協議会」(会長・高木まさき
横浜国大教育人間科学部教授)の2007年度実践者報告会が16日、横浜市中区の神奈川新聞社で開かれ、NIEを実践する県内小中高校の教師ら約30人が参加した。
はじめに、高木会長が「学習指導要領改定案では、新聞記事を活用した学習が強化されている。これからは新聞を授業に生かす取り組みが一層さかんになるだろう」とあいさつ。続いて、実践校を代表し、3校が取り組み事例を発表した。
横浜市立瀬ケ崎小(金沢区)の梅田比奈子教諭と杉本英人教諭は、日本新聞協会主催の「HAPPY NEWS 2006」で大賞受賞者からハッピーニュースに選ばれた神奈川新聞の記事を使った授業を報告した=写真。
相模原市立緑が丘中の清水俊明教諭は、新聞をさまざまな教科で活用するだけでなく、クラスづくりにも役立てる取り組みを紹介。「新聞記事を読むことでいろいろな生き方に接し、人を思いやる気持ちや他者を理解することの大切さに気付くきっかけになる」と説明した。
県立藤沢高の柴田樹男教諭は時事問題の授業での新聞の活用例を発表。「今後は新聞記事をきっかけに、生徒が議論を深められるような展開を考えたい」と話していた。
(推進協事務局 秋山 理砂)